妊娠中はちょっとした痛みでも気になって“流産!?”とあわてるのも無理ないこと。
でも、痛み=流産ではないの。妊娠中におなかが張ったり痛んだりは、よくあること。
妊娠初期は大きくなった子宮に圧迫されて痛みを感じたり、
血液の量が増えるために痛みとして感じることも。
心配なのは、痛みだけではなく出血や発熱を伴うとき、
痛み方が激しいとき、痛み方がふだんとは違うときです!!
痛みがすぐ治まるようであれば心配いらないですよ!!
●便秘の痛み●
おなかが張っている、痛い、と思って病院にかけこむと、便秘だったということが・・・。
便秘になると、おなかが張る、ガスがたまっておならが出る、
気分が悪い、食欲がなくなる、などの症状がでてきます。
更にひどくなるとおなかがとっても痛くなっちゃう。
便秘による痛みは、食べてすぐ走ったときのように、
わき腹がキリキリ痛むのが特徴。また痛む場所が移動することも。
痛いほうを下にして横になって休むと少し楽になります。
もちろん、便秘を解消することが大事です!!
●心配な痛み・安心な痛み●
これは心配
●どんどん強くなる ●横になってもおさまらない ●がまんできないほど激しい
●出血を伴っている ●発熱を伴っている
これは安心
●横になるとすぐにおさまる ●軽い痛み ●足のつけ根がつれるような痛み
●子宮の収縮による生理的な痛み
●流産の種類●
妊娠22週未満に分娩してしまうものを、流産といいます。
まだ胎盤が完成していない11週までのものが非常に多く、妊娠の10%程度におこります。
原因はさまざま。妊娠初期の場合は、赤ちゃん側に原因があることが多く、
中期の場合は、母体側に原因があることが多いよう。
症状としては、下腹部ににぶい痛みと出血が主なものです。
まだこの段階では、適切な治療を受ければ、妊娠を継続することも可能。
しかし、痛みが激しくなり子宮口が開いてしまうと、もうとめることはできません。
初期の流産では、痛みも出血もさほどではありませんが、
中期になると通常の分娩と同じですから、陣痛と同じような痛みがあります。
切迫流産 流産が始まりかけている状態。まだこの段階では、妊娠を継続させることが可能。
進行流産 子宮口が開き始め、内容物が出てくる状態。残念だけどもうとめることは不可能。
不全流産 流産が進行し、胎児は出てしまったけど、胎盤が一部残っている状態。
稽留流産 子宮内ですでに胎児は死亡している状態 。
完全流産 内容物がすべて出てしまっている状態。